カテゴリ:妊娠中のトラブル



妊娠中の女性が飲酒をすると、胎児が低出生体重、小頭症や顔面の奇形、精神遅滞・多動症などの神経障害を持つ可能性があります。 アルコールやアルコールが代謝された物質は胎盤を通過することができ、胎児に影響を起こしてこれらの症状を引き起こします。これを胎児性アルコール症候群と言います。 そして最近は特に、多動症との関連が注目されています。...
妊娠後期になると、足がつる、いわゆるこむら返りを起こす妊婦さんは多くなります。 赤ちゃんの成長に伴いおなかが大きくなることで下肢に負担がかかったり、下肢からの血流の戻りが悪くなったり、カルシウムなどが足りなくなったりなど、様々な要因が重なるためではないかと考えられています。...
妊娠中に甘いものをたくさん食べて、妊娠糖尿病を指摘されるのではないかと心配なのですね。 妊娠中は胎盤の働きにより、血液中の糖をコントロールするインスリンの働きが抑えられ、血糖値が上がりやすい状態になっています。...
骨盤位(逆子)は34-35週で自然に戻る事が多く、妊娠満期における骨盤位は約3〜4%とされています。 かつては逆子体操が積極的に行われていました。四つん這いになってお尻を高くあげる体位、すなわち胸膝位を取る方法などが一般的です。...
一般的につわりが収まるといわれている時期になっても、気持ち悪さや胃の不快感が続いているのですね。 対処法はつわりの時期と同じように、食べられる物を少しずつ食べることしかありません。 胃に負担をかけないよう、消化の良いものをよく噛んで食べるようにしましょう。...
胎動は、赤ちゃんの健康状態を示す指標の1つで、よく動いていることは赤ちゃんが元気であることを示しています。 胎動は個人差もありますが、20週を超える頃からわかるようになります。妊娠28週頃からは毎日胎動を意識するとよいでしょう。...
子宮頸管長が短めの場合には、早産のリスクが高まることがありますので、自宅でゆっくり過ごした方がよい場合があります。 妊娠週数やどの程度の短縮かによっても判断が違ってきますから、担当医によく確認するのがよいでしょう。 子宮頸管長は、妊娠初期には4cm以上ありますが、妊娠の進行とともに少しずつ短くなります。...