長時間紫外線を浴びることは、赤ちゃんにとっても明らかに有害であると考えられます。
一方で、日焼け止めには明らかに紫外線暴露量を減少させる効果が認められます。
日焼け止めの赤ちゃんに対する有用性を示した医学的な報告は、調査した範囲ではありませんでしたので、あくまでも個人的な見解ではありますが、赤ちゃんのお肌に配慮した日焼け止め、あるいは実際に塗布してみて問題のない日焼け止めは、紫外線の有害性を軽減させる効果があるものと考えています。
余談ですが、外来の診療では実際に日焼け止めを使用している赤ちゃんを時おり見かけますが、お肌のトラブルの相談は今のところありません。
回答:小児科医 林 良寛先生
情報提供:ピジョン にっこり授乳期研究会