授乳姿勢がつらいと思うようなら、普段どのような場所で授乳されているか見直してみましょう。
椅子、床、ソファー、ベッドなど飲ませる場所や姿勢などそれぞれの生活環境によって違ってきます。
赤ちゃんの成長とともに体重が重くなり、腕や肩に負担がかかってくるので楽な授乳の姿勢を取ることはとても大事です。
肩や腕に力が入り、腱鞘炎になっている方も時々います。
抱く時の姿勢を腕だけでなく背もたれのある位置にクッションや枕などゆったりと子どもを支えられるものも効果的でしょう。
自分がうまくできているかどうかわからない時は、健診の時や育児相談の場所で確認していただきましょう。
また、母親の気持ちが緊張していると身体や腕に力が入り、痛みにつながったりすることもあります。
誰か安心できる人と話をするなど、気持ちが楽になるように行動することも身体のリラックスにつながります。
回答:助産師 宮下 美代子先生
情報提供:ピジョン にっこり授乳期研究会