乳幼児の平熱は36.5~37.5℃と言われています。
また、体温には個人差があり、中には体温が常に高めの赤ちゃんも存在し、いつも37.5℃前後あると言うお子さんも少なくありません。
これは脳の体温を調節する部分がまだ未完成なためで、このため乳児の体温は外気温にも影響されやすく、特に外気温が高くなる夏場は、熱中症に大人以上に注意が必要です。
平熱がいつも高めと言う赤ちゃんの場合、数日の間、日に1~2回程度体温を測定し、「平熱」がどの程度なのかを把握しておくと、実際に発熱した際に見つけやすくなります。
回答:新生児科医 加部 一彦先生
情報提供:ピジョン にっこり授乳期研究会